週末と月曜日あわせて3連休にして台北に行ってきた。
おいしいものを食べたり、その辺をふらふらしたりやはり台湾は素敵なところだなと改めて思った3日間だった。

飲み食いだけでは芸がないかなと思い、今回は去年の旅行で台北eyeという小さい劇場に行ったときに聞いた、原住民音楽のCDを探そうと思っていたのだけどそこで思わぬ発見があった。

この曲って台湾の人が歌っていたのだね。

こっちがエニグマが出してるほう。

エニグマが勝手にサンプリングしたとかで、台湾で論争になったのだそうだ。エニグマが出した曲だとReturn to Innocenceという素敵なタイトルだけど、もともとの曲のタイトルは「老人飲酒歌」というそうな。なるほど、飲んで歌ったら気持ちがよさそうな歌だと思う。

たまにはまじめに考えた

id:kmiuraさんの記事から。http://d.hatena.ne.jp/kmiura/20100511
その後この辺。ニートの海外就職日記 http://kusoshigoto.blog121.fc2.com/blog-entry-353.html


私の会社にも小さな子供を持つ女性が数人いて、定時をずらして会社に早く来る人、時短制度を利用している人、そういった制度を利用していない人と色々だけれど、自分の今いる会社では定時を無視して(ほとんどは後ろ倒し=残業している)働くのが当たり前になりすぎていて、それ以外の仕事のスタイルが異端になってしまっている。

働くスタイルにおいて異端になるのはどういうことかと考えると、会社では大抵の場合キャリアをあきらめるということだ。会社とは雇用契約を通じてgiveとtakeの約束をしているのだから、基本的にはその枠内ならどう働こうと片身の狭い気持ちになる必要はないと思うのだけれど、自分のキャリアの行く末を考えると、育児などの一旦始まったら避けようがない状況がなければ、なかなかそのリスクを取る決断はできないと思う。

それに、人間の習性なのかどうかは分からないが、大きいほうの集団(たぶんほとんどの会社では残業をしているほうのグループ)に同調しよう、させようという心理的な力がどうも会社の中にはある気がしてならない。(こんなこと書いているが消化していない有給休暇が30日以上ある。)和を重んじてとかそういうのがコレなんじゃないだろうか。なんか適切じゃないかもしれないが、自分も含め働いている人は長年の労働のイメージに洗脳されているんだと思う。和とか響きはキレイだがほんとくそ食らえだ。

と、書いたところで頭では分かっているつもりなのだけれど、そういうカラーの集団の中にいると逆らうのはなかなか難しい。一番確実なのはニートの海外就職日記の人みたいに国外にある日系じゃない会社に入ることかも、と思う。