スペイン・サポーターが英黒人選手侮辱 政治問題に発展

ウホー

一部サポーターの心無い行為がまずかった。後半に途中交代で出場したイングランドのアフリカ系選手に対し「ウッホ、ウッホ」とゴリラの鳴き声をまねて激しく侮辱したのだ。

 これに敏感に反応したのが英国のブレア首相で、早速18日にスペイン政府に書簡で抗議。国際サッカー連盟(FIFA)のブラッター会長も同日、「この世は人種差別に起因する争いが絶えない。サッカーからは徹底的に排除する」との声明を発表し、援護射撃した。

サッカー&ゴリラで思い出すのはドイツのキーパーのオリバー・カーンだが、差別だの何だのというのは聞いたことがない。相変わらず相手チームのサポーターからバナナを投げつけられている。今回の記事の件は、ゴリラに似てる似てないというのに無理に人種差別を絡ませてブレア首相がいい格好しようとしているだけのような気がするのだけれど、どうでしょう。いや、イングランドの選手がもし全然ゴリラっぽくないなら人種差別なのかもしれない…。うーん。

来月、日本・ドイツ戦が横浜かどっかで行われるようなので、その際には日本を代表するゴリラ顔の人としてガッツ石松からカーンにバナナを投げるようなセレモニーを執り行って欲しい。もしそれが実現したら、たぶんそれは差別ではなく応援に見えるんじゃないかと思う。